ウェブ時代をゆく-いかに働き、いかに学ぶか

ウェブ時代をゆく-いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書)
梅田望夫
419q5pzghbl_ss500_ 1/25読了♪

帯に「ウェブ進化論完結篇!」と書かれてる。

インターネットが爆発的に発展・普及してネットの世界に様々な情報が行きかい、蓄積し続けている。そして検索機能の発達によってだれでもが居ながらにしてそれらの情報にアクセスしたり、自分から情報を発信することが可能になった。このウェブ時代に生きる人たちは、いかに働き、いかに学ぶべきかについて、梅田さんから若者へのアツいメッセージ。

前著でも紹介されている将棋の羽生善治さんの「学習の高速道路と大渋滞」の概念、インターネットの発達によって、だれでも極めたいという意思があれば、たとえば大学教育レベルやそれ以上の情報にアクセスしてあたかも高速道路を疾走するように学習を進めることができる、しかしその分、高速道路の先の「その道のプロ」の一歩手前くらいのところで大渋滞が起こるっていう考え。その大渋滞を抜けるための梅田さんのヒントは「好きをつらぬく」こと。

今まで、何が好きかではなくて、目の前の事(教育においては、良い大学に入るために勉強すること)に情熱を傾けて成果をあげることに熱中していた日本社会、今も就活中の学生さんの多くは「好きなこと」より「安定した大企業」を求めているようにも感じられるけど、今が日本の変革のスタートなのか、このストーリーが梅田さんの夢に終わってしまうのか、1人でも多くの若者に読んで、考えてみて欲しい本だなって思ったよ。

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2ちゃんねるはなぜ潰れないのか?

2チャンネルはなぜ潰れないのか? 巨大掲示板管理人のインターネット裏入門 扶桑社新書
ひろゆき(西村博之)

053888 8/12読了♪

最近あちこちでもてはやされてるWeb2.0、本書はこのWeb2.0に対してひろゆき流の「なんだそれ?」って切り返しで語る本。そもそもそんなの実態はあるのか、だれが何のために騒いでるのか、時にちょっぴり熱く、でも全体としてはゆる~く語っている。

2ちゃんねるについては色々毀誉褒貶があるけど、必要だから無くならない、自分がやめてもだれかがやるでしょうって主張は確かにそうかもねって思う。

個人的には「おまえら(駆け出しの素人は)知らないかもしれないけど」的な優越感がにじむ語り口のとこは、あんまり好きじゃない気もするけど、このへんは出版社の方針でわざとそうしたのかな。

そしてWeb2.0=マイナスイオン説、さすがひろゆき氏って脱帽!

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シリコンバレー精神 

シリコンバレー精神 ちくま文庫
梅田望夫

4117d5nrdal_ss500_ 6/3読了♪

どうやらすっかり梅田ファンのtomoです!

この「シリコンバレー精神」は、1996年から2001年までの、シリコンバレーに住む日本人梅田望夫氏が毎月書き記した「シリコンバレーからの手紙」をまとめて、書き下ろしを追加したもの。

過去の原稿には敢えて手を入れずにそのままとして、アップデートがあれば新しいarticleを追加するっていうのは、ある意味ブログ流のやり方だよね。

ネットバブルのピークと、それに続くネットバブル崩壊っていう厳しい時代のシリコンバレーで同時代を生きた梅田氏の言葉は、どれもまっすぐ心に響いてくる気がする。


tomoの現在のネットとのつきあいは、趣味の匿名ブログとリアルメイトを中心にしたSNSだけど、梅田氏はブログはWeb2.0、SNSはWeb1.0と断言する。それはGoogleの検索でヒットするかどうかの違い。検索でヒットするってことは、もしかしたらだれかの役に立つかもしれない情報を提供してるわけで、フリーソフトウェア開発に携わるほどではないにしても、なんらかネットでボランティアをやってる可能性があるってことなのかな。

一通一通の「手紙」は、今から見ればちょっと違うかもってのもあるけど、リアルタイムならではの結果論でない情報発信を続ける、まさにこれこそホントの「フューチャリスト」だな。

梅田さんのブログ http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/

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フューチャリスト宣言

フューチャリスト宣言 ちくま新書
梅田望夫 茂木健一郎41z1bwkduxl_ss500_
5/27読了♪

このブログで最初にとりあげた本は「アルファブロガー」だった。その中の一つの章で取り上げられてたのがtomoと梅田望夫さんとの出会い(読書の上での、ね)。その後Web2.0を世に知らしめる「Web進化論」には正直やられたって感じだったな。
仕事柄もあって長年(?)パソコンやネットの近辺をうろうろしてたtomoだけど、こういう視点でものを考えて、しかも抜群の説得力のある文章で語る梅田さんの世界に強い魅力を感じた。やっぱり日本にずっといては身につかない感性ってあるのかな。
その後作家の平野啓一郎さんとの対談がメインの「ウェブ人間論」を経て、もう一冊対談の新書をみかけたんで、早速読んでみた。
脳科学の専門家である茂木健一郎氏については、不勉強で今まで知らなかったけど、NHKの情報番組の司会をなさったりして活躍中の方だだそうです。
この本も、今までの梅田本の路線を踏襲して発展させた「元気が出る本」。

未来は予想するものではなく、創り出すものである。そして、未来に明るさを託すということは、すなわち、私たち人間自身を信頼することである。(茂木健一郎「はじめに」より)

読み進むうちに「ウィズダム・オブ・クラウズ」のパワーを感じてゾクゾクっとする、tomoも微力ながらフューチャリスト同盟の末席で旗を振りたくなる、そんな本です。

梅田さんのブログ http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/

茂木さんのブログ http://www.kenmogi.cocolog-nifty.com/qualia/

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ウェブ人間論

ウェブ人間論 新潮新書
梅田望夫・平野啓一郎

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1/5読了♪

シリコンバレーに住み、ブログ黎明期に「英語で読むITトレンド」で日本人を啓蒙し続け、昨年出版した「ウェブ進化論」でWeb2.0というコトバ・概念を世の中に広めた梅田望夫さんと、小説家の平野啓一郎さんの対談を本にまとめたもの。

まえがきにも書かれている通り、この対談そのもののきっかけが「ウェブ進化論」だったらしい。ウェブの現状と未来を明るく明快に解説した「ウェブ進化論」が日本人に与えた刺激って大きいよね。飲んでてウェブ談義になったときなんか、「読みました」って人が必ずいる。

tomoは平野啓一郎さんの小説は未読なんだけど、この平野さんの頭の切れがまたなかなかすごい。ウェブ進化論を読んだ人がつっこみたくなるようなところや疑問に思うようなところを丁寧に梅田さんにぶつけて、それに対してまた梅田さんが説明して、という感じで、内容はウェブ進化論より深まってる気がする。

ウェブ進化論を読んでおもしろいと思った人は、こっちの本もぜひ読むことをおすすめしちゃうね♪

梅田望夫さんのブログ→ http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/

平野啓一郎さんのブログ→ http://d.hatena.ne.jp/keiichirohirano/

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ネット時代の反論術

ネット時代の反論術 文春新書
仲正 昌樹
416660531301_ss500_sclzzzzzzz_v38785469_ 11/14読了♪

最終的な結論としては、ネットで論争なんかしない方がいいよってことを言ってるような気がする本。

著者は論争を3種類に分けて冷静に説明してる。①自分を良く見せるのが目的の見せかけの論争、②論理的なちゃんとした論争、③相手を潰すのが目的の論争の3種類。

ネットだけに限定しないで政治家、フェミニスト、左翼の人が良く使う論理とか、論争の一般論としてわかりやすい説明が多いんだけど、途中で時々感情的になっちゃうとこがある気がする。きっと実際にいろんな論争で場数を踏んでて、中にはいまだに腹に据えかねている思い出があるのかな、なんて感じました。

(一読者の素朴な感想です、仲正さん、tomoに論争しかけてこないでくださいね!)

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ウェブ恋愛

ウェブ恋愛 ちくま新書
渋井哲也

448006328501_ss500_sclzzzzzzz_v39084245_ 10/26読了♪

人はリアルで会わなくても恋に落ちるのか?

答えは(特に恋愛に対して未熟な若者だったら)イエスだと思う。それは別にウェブ時代に限らず、その昔の「文通」って手段の頃から数は少なくてもあったこと。手紙を交換し、やがて写真を交換して、そして約束して出合って、ってね。爆風スランプの「大きな玉ねぎの下で」って歌、知ってる?

会ったこともないアイドルタレントや物語の登場人物に恋しちゃうなんてのも、思春期にありがちなこと。ヨン様やらハンカチ王子を追っかけるおばさまたちが恋してるのかどうかは良くわかんないけどね。

でもそれが現代では、メール、ブログ、チャット等、ものすごくタイムリーに情報をやりとりできるようになったから、以前とは比べ物にならないくらいの速度・頻度で出現するようになった。

この本は、単にウェブ恋愛にとどまらず、やや中途半端ながら、人はなぜ恋愛するのかまで踏み込んで解明しようとしている。それにしても著者は、単に取材だけじゃなくて実際かなりの場数を踏んでいるらしく、説明もリアル。

出会い系サイトの分析もおもしろい。男性は恋人を、女性は友達を求めているミスマッチ、中高生女子に匹敵する主婦の利用率(主婦の1割以上が出会い系利用だそうです)。

出会い系・趣味系・公開日記などでの出会い→メールやチャットでのコミュニケーション→写メール交換→リアルな出会いへっていうのが一般的なウェブ恋愛、ウェブ恋愛っていうより、ウェブの恋愛のきっかけの一つ、特別視しすぎる必要はないってことかな。

でも本書にもかかれてたけど、そもそもリアルな出会いを目的としないウェブ内だけのつきあいっていうのもあるらしい。こういうのがまさに狭義のウェブ恋愛だね。

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ウェブ進化論

ウェブ進化論 -本当の大衆化はこれから始まる ちくま新書
梅田望夫

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5/12読了♪

ご本人も後書きに書いてるけど、信念を持ったオプティニズム(楽観論)に貫かれたウェブの現状とこれからについてのストーリー。最近のネット関連書籍は特にGoogleを中心とした過去の進化にスポットをあてたものが多かったけど、ウェブ進化論はホットな最新情報やこれからにつながる考えを丁寧に説明している。

Web、インターネット、ブログについて、なぜマスメディアはネガティブな面を強調するのか、オープンソースって何なのか、そしてネットの進化における次のブレークスルーは?

著者は若くしてシリコンバレーに飛び込んでキャリアを重ねていて、最近では「英語で読むITトレンド」というブログを通じて名高いけど(この「tomoの酔っ払い読書ログ」の最初のエントリーで紹介した「アルファブロガー」っていう本でもとりあげられてたね)、若者、特に進んだIT・ネット環境で育ってきた日本の若者に向ける熱いまなざしが読んでてぐっとくるね♪

中学生にも中年にもおススメ、そしてIT関係者にも関係無い人にもおススメな一冊!

☆著者のブログはこちらです☆

http://blog.japan.cnet.com/umeda/

http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/

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ザ・サーチ グーグルが世界を変えた

ザ・サーチ グーグルが世界を変えた 日経BP社
ジョン・バッテル(著)、 中谷 和男(訳)

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2/28 やっと読了♪

検索エンジンのこれまでの発展をGoogleを中心にして解説、最後の11章「完全なる検索」では、検索が発展した近未来の可能性を語る。

検索エンジンのニュースが世間をにぎわしている。GoogleのIPOと昨今の業績発表、Googleやネットスケープ社が顧客の情報を中国や米国の捜査機関に提供している、または検索結果から国家の不都合なものを除外している、等々・・・

検索エンジンの栄枯盛衰とキーパーソン、そしてラリー・ペイジとサーゲイ・ブリン(2人はスタンフォード大学時代にGoogleを創業)の登場とGoogleの発展はなんだか大河ドラマだけど、たかだかこの10年足らずの出来事、そう考えると10年後の世の中って一体どうなってるのか、SFみたいな監視社会なのかコンピューターにかしずかれたばら色の生活が待っているのか・・・色々考えさせられる。

2/13 p150 弱音・・・翻訳文がこなれてなくて読みにくい。

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検索エンジン戦争

検索エンジン戦争 アスペクト
ジェフ・ルート 佐々木俊尚

abashiri

1/30 読了♪
最近マスコミでも時たまとりあげられてる「旬」の話題なんで、一応押さえておこうかと読んでみた。
今現在もHOTな分野なんで、あくまで執筆時点(2005/6)の情報ではあるけど、過去の歴史から未来の展望まで、やや重複しつつもキッチリ解説してくれてるよ。ちょっぴり勉強した気分にも浸れるね。読み終わってネットニュース開けてみると、GOOGLE株の記事があったりして、やっぱりホントに旬の話題。
それにこの本、文体がイイんだな。後半部分はWebマガジンに加筆したからってのもあるんだろうけど、適度にフレンドリー、それでいて下品じゃない。tomo好み♪

1/27 p215 結構面白くてはまった、もうちょいで終わり

1/23 読み始め

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