酒にまじわれば

酒にまじわれば 文春文庫 
なぎら 健壱

Syunimajiwareba タイトルは「しゅにまじわれば」って読ませます。

なぎらさん独特の軽妙洒脱な語り口で、お酒にまつわるさまざまなエピソードが連ねられてます。もちろん笑えて、そして時々ちょっとしんみりしたりもするのもまた良いね。

各エピソードは短いんだけど、短い中にさりげない出だしや洒落たオチがあって、まるで良く出来た落語みたいな感じ。

寒い夜、あったかい部屋にこもって、晩酌のお供に楽しみたい本。

おすすめです。

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昭和、あの日あの味

昭和、あの日あの味 新潮文庫
月間『望星』編集部編

Showa_anohi_anoaji 月間『望星』(東海教育研究所刊)の連載コラム「あの日・あの味」に書かれた66人の筆者の味の思い出を、時代別に楽しめる本です。

時代別の分類は、以下の5つ。ただし最後の一つは年代は関係ないけど、まあ最近の話だよね。あなたがシンパシーを感じるのは、どのあたりの分類かな。

「食うこと」が大変な時代があった
 --戦前・戦中の記憶から(昭和元年~20年)

復興を支えたそれぞれの食事情
 --敗戦後の困難の中で(昭和20年~30年)

「生活」が変わったあの時期に・・・・・・
 --高度経済成長前後を挟んで(昭和30年~40年)

豊かな国の「表」と「裏」で
 --「食うには困らぬ時代」だったが(昭和40年~64年)

忘れられない”異文化の味”
 --食の世界の広がりを知って

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海原純子のシンプル贅沢ごはん

海原純子のシンプル贅沢ごはん 三笠書房知的生き方文庫
海原純子

41ssa6ww8l_ss500_筆者は 東京慈恵医科大学卒業後、同大学講師を経て、女性のための心療内科クリニックを開設している医学博士。さまざまな役職をこなして日本とアメリカを往復する多忙な日々を送っている。

一方で、自分が食べるものはちょこちょこっと自分で作ることに楽しみを感じていて、そんな自分用のレシピを楽しいエピソードとともに綴ったのが本書。レシピには写真もついてる。多忙な筆者だけに、簡単にできて美味しくてお酒のツマミにもよさそうなのが多いのがうれしい。(勝手な想像だけど、筆者はそれなりの”飲み手”だと思う。)

実際、tomoもこのうちいくつかは定番として再現させてもらってます。

マグロのガーリック焼き、ホタテとグレープフルーツのサラダ、キャベツとりんごのサラダ

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ビールを飲んで痛風を治す!

ビールを飲んで痛風を治す! 角川Oneテーマ21
田代 眞一

416frhnabbl_bo2204203200_pisitbstic tomoは幸いにして、いまんとこ健康診断で好成績(?)を収めてるけど、尿酸値が高いから、気をつけないと痛風になりますよって言われてる人もいるんじゃないかな。

この痛風、プリン体ってのが関係してて、リスクがある人はビールを飲んじゃいけないって思ってる人が多いはず。

ところが、この本の著書(たぶんすごいビール党)は、そんなことない!って力強く否定する。プリン体ってのは元々体内で合成されちゃうもんだから飲食物を過度に制限しても意味が無いってのがその理由。それに、気にするにしてもむしろより危ないのは食べ物であって、ビールに罪は無いって弁護してくれる、ビールの強~い味方たよ。

だけどもちろん、何をやっても良いってわけじゃなくて、十分な水分と休養をとること、食べ物も含めた全体としてそれなりに気をつけることは大切らしい。

健康診断が心配でビールを恐々飲んでるあなた、いっぺん読んでみたら?

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食の極道 喋るも食うも命がけ

食の極道 喋るも食うも命がけ 文春文庫
勝谷誠彦

Syokunogokudo_2 なんとなく表紙(←)に惹かれて読んだ本(笑)。

著者の勝谷誠彦(かつやまさひこ)さんのことも知らなかったんだけど、どうやらジャーナリスト、コラムニストで、仕事であちこち旅しながら美味しいものを食べ歩いてる人らしい。

さぬきうどん好きには『麺通団』運営者の一人って言ったら興味が沸くんじゃないかな。

そんな筆者が、長年の取材旅行で美味しいお店を探し当てたり、時には大失敗しちゃったりする(読んでる分には、この失敗談がまたニヤリとさせられて楽しい)顛末がつづられてる。おちゃらけた表紙の割には読み応えがあって楽しい本でした。

「赤坂麺通団」開店までの裏話が載ってるのもなかなかGOOD♪

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もっと美味しくビールが飲みたい!

もっと美味しくビールが飲みたい! 講談社文庫
端田 晶
515fstxxnl_ss500_ 8/13読了♪

サッポロビールCSR部長である筆者が、ビールに関するちょっと面白い小ネタを紹介してくれる。

「三友新聞」連載コラム「小心者は小ジョッキ」に加筆訂正したものと書かれてたのでちょっと調べてみたら、「三友新聞」ってのは週間で発行されてる旧三井財閥のグループの広報誌でした。サッポロビールやサントリーも会員企業に名を連ねてたよ。

で、出だしからいきなりビールの美味しい飲み方についてのためになるお話。おいしい注ぎ方だけじゃなくって、美味しく飲むにはどんなグラスがいいか、グラスをどう持つのが良いのか、飲む時の姿勢はどうする、そもそもビアホールのどのへんの席に座るのが良いのか・・・普通の人にとってはどこまで本気なのかわかんないどうでも良い話なんだろうけど、ビール党としては思わず読むにも力がこもるお役立ち情報が満載だよ。

ニヤリと笑えるビール川柳や、飲む時の話題にぴったりなビールについての薀蓄の数々、読み始めたらあっという間に読み終わってました。

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うまうまノート

うまうまノート 講談社文庫
室井 滋
51scuixfphl_ss500_ 7/30読了♪

女優でエッセイストの室井滋さんが、個人的に書き溜めていたおいしいものや気になるお店なんかについての覚書メモである「うまうまノート」を元にして書いた本。

単なるグルメガイドじゃなくって、その食べ物やお店に関する個人的な体験に結びついたストーリーがあって、食べ物をテーマにした短編小説を読んでるような面白さがある。

ご自身の故郷である富山についての記述は、自信と自慢と懐かしさが入り混じってて、読んでても勢いがある。tomoも富山のカニが食べたくなっちゃったよ。

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くさいものにフタをしない

くさいものにフタをしない 新潮文庫
小泉 武夫
51cwr4yr3l_ss500_ 5/20読了♪

くさいものにナミナミならぬ興味を持つ、発酵学の教授であり、食の冒険かでもある筆者が、食とニオイの関係やニオイの正体についてある時は化学的に、ある時は主観たっぷりに語る。
ニオイも味のうち、もしも目かくしして鼻をつまんだ人にバナナを食べさせても、ニオイが無ければそれがバナナだってわからないかもってとこには、なるほどって思うよ。
そして最後は過剰にニオイを嫌い、生活から追放してしまっている現代人の生活への懸念も披露してます。

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徳川慶喜家の食卓

徳川慶喜家の食卓 文春文庫
徳川 慶朝
51nt3hv7ugl_ss500_ 5/9読了♪

徳川家最後の将軍、徳川慶喜の孫にあたる筆者が、知人親戚からの伝聞や残された文書を元に、徳川慶喜はどんなものを食べていたのかを語る本。
と言っても、歴史的な厳密な考察っていうより、たぶんこうなんだろうな~っていう気軽な感じなんで、構えずに読めます。どうやら昔は一家の主が食べ物をどうこう言う事自体いけないことっていうムードがあったみたいで(男子厨房に入らずっていう時代だもんね)、意外と何を食べてたかとか何が好きだったかって言う記録は残ってないみたいです。
でも、結構健康に気を使ってて神経質だったらしい様子とか、実は食べ物に興味を持ってたらしい様子が伺えて、今まで歴史上の人物だった徳川慶喜公に、ちょっと親しみがわいてくるよ。

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世界ぐるっと朝食紀行

世界ぐるっと朝食紀行 新潮文庫
西川 治
51t4y8agltl_ss500_ 5/3読了♪

元々写真家で、文筆業や料理研究もこなす筆者が、世界各地への撮影旅行の時に食べたいろんな朝食について、写真をまじえて解説してくれます。喧騒の市場で食べる朝食、パリの安宿の部屋でベッドで食べる朝食、タイて僧侶と食べる寄進された食べ物での朝食、アメリカの食堂での朝食等々。
ベトナムコーヒーを淹れるためのアルミの器具に興味津々、最近時たまランチにフォーを食べるお店で粉っぽくってグラスの底に練乳が入ってるベトナムコーヒー、こんなのを使ったら本格的に作れるのかな。

日本で食べる朝粥の朝食についての話も一つのアクセントだよ。

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