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不機嫌な職場-なぜ社員同士で協力できないのか

不機嫌な職場-なぜ社員同士で協力できないのか 講談社現代新書
河合 太介、高橋 克徳、永田 稔

2879261 8/28読了♪

「あなたの職場がギスギスしている本当の理由 社内の人間関係を改善する具体的な方法をグーグルなどの事例もあげて教えます」っていう副題につられて、手に取った新書。でもまあ、こういう本にありがちだけど、いろんな方向性を示しつつも、コレっていう特効薬を教えてくれるわけではない。

事例として取上げられているのは、グーグル、サイバーエージェント、ヨリタ歯科クリニックの3社だけど、スペースの都合でどこもちょっと中途半端な印象。事例よりも「役割構造」「評判情報」「インセンティブ」などの基本的な説明部分の方が読み応えがある。

今までの社員旅行や飲み会に代わるようなコミュニティーの方向性についての示唆もあり、このあたり飲み会エキスパートのtomoとしては興味をそそられたよ。

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もっと美味しくビールが飲みたい!

もっと美味しくビールが飲みたい! 講談社文庫
端田 晶
515fstxxnl_ss500_ 8/13読了♪

サッポロビールCSR部長である筆者が、ビールに関するちょっと面白い小ネタを紹介してくれる。

「三友新聞」連載コラム「小心者は小ジョッキ」に加筆訂正したものと書かれてたのでちょっと調べてみたら、「三友新聞」ってのは週間で発行されてる旧三井財閥のグループの広報誌でした。サッポロビールやサントリーも会員企業に名を連ねてたよ。

で、出だしからいきなりビールの美味しい飲み方についてのためになるお話。おいしい注ぎ方だけじゃなくって、美味しく飲むにはどんなグラスがいいか、グラスをどう持つのが良いのか、飲む時の姿勢はどうする、そもそもビアホールのどのへんの席に座るのが良いのか・・・普通の人にとってはどこまで本気なのかわかんないどうでも良い話なんだろうけど、ビール党としては思わず読むにも力がこもるお役立ち情報が満載だよ。

ニヤリと笑えるビール川柳や、飲む時の話題にぴったりなビールについての薀蓄の数々、読み始めたらあっという間に読み終わってました。

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うまうまノート

うまうまノート 講談社文庫
室井 滋
51scuixfphl_ss500_ 7/30読了♪

女優でエッセイストの室井滋さんが、個人的に書き溜めていたおいしいものや気になるお店なんかについての覚書メモである「うまうまノート」を元にして書いた本。

単なるグルメガイドじゃなくって、その食べ物やお店に関する個人的な体験に結びついたストーリーがあって、食べ物をテーマにした短編小説を読んでるような面白さがある。

ご自身の故郷である富山についての記述は、自信と自慢と懐かしさが入り混じってて、読んでても勢いがある。tomoも富山のカニが食べたくなっちゃったよ。

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世界おしかけ武者修行

世界おしかけ武者修行 文春文庫
椎名 誠
51b85ih1mgl_ss500_ 7/12読了♪

椎名誠達が、元々は魚網で使っていてその後漂流してきたらしい海岸に転がってるプラスチック製の浮き球をボールに、そのへんに転がってる木切れをバットに始めた小規模野球遊びである「浮き球野球」についての本。

最初は冗談だったんだけど、いつのまにか日本全国に同好のチームができて、今や全国をいくつかのブロックに分けて予選を行って最後は全国大会まで行われるようになってる。浮き球の頭文字をとって「ウ・リーグ」っていう冗談半分な呼び名がまたおもしろい。

でも、実はこの浮き球の正体は良く分かっていない。少なくとも現在日本では使われてないってことで、浮きだまのルーツを求めて台湾に行ったり、行った先でまた現地の人達と試合をやったり、おじさん達のココロに住んでる少年の心が読んでてワクワクしちゃうよ。もちろん、ビール党シーナ、試合後の宴会でのビールがまた楽しみなんだろうけどね。

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地球のはぐれ方―東京するめクラブ

地球のはぐれ方―東京するめクラブ 文春文庫
村上 春樹、吉本 由美、都築 響一

51f1barhrll_ss500_ 6/22読了♪

村上 春樹、吉本 由美、都築 響一の3人で結成した「東京スルメクラブ」、その名前からしてすでにかなりいい加減な感じを狙ってるのが分かる。

その3人が村上春樹隊長を中心として、個人的興味に導かれるままにちょっとゆるい目の付け所にこだわって決めた土地について、現地に乗り込んでフィールドワークを行い、いくつかテーマを決めて分担して執筆するっていう、まあ一種の旅ルポ。

行く先の選択もちょっと不思議なセンを狙っていて、「名古屋」「熱海」「ハワイ」「サハリン」「清里」・・・三人三様の目の付け所にこだわったり、時には投げやりになったり、時にはちょっぴり真面目に改善提言を考えたりする。

どれもそれぞれ面白いけど、やっぱり食のフィールドワークやウェディングの取材までやってる名古屋が最高かな。大笑いするっていうより、ニヤリと笑える楽しい本。

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